「なんだか老けたかも…」
そんな風に思ったとき、まず最初に目につくのが“ほうれい線”。
鏡をのぞくたびに深くなる線。笑っていなくても、そこに刻まれた影。
実はこの「ほうれい線」、40代を境に一気に進行することをご存じですか?
今回は、「なぜほうれい線が目立つようになるのか?」という原因と、今日からできる対策をわかりやすく解説します。
✅そもそも「ほうれい線」って何?
「ほうれい線」とは、鼻の脇から口角にかけて入る2本の縦ジワのこと。
医学的には「鼻唇溝(びしんこう)」と呼ばれ、誰にでも元々あるラインです。
しかし、加齢や筋力低下、生活習慣の乱れによってこのラインが深く・濃く・長くなっていくことで、「老け顔」の象徴となってしまうのです。
🌟40代から一気に進行!?ほうれい線の3大原因とは
【原因①】肌のハリ・弾力の低下(加齢による真皮の劣化)
肌の奥「真皮層」では、ハリを支えるコラーゲンやエラスチンが豊富に存在しています。
しかし、40代以降になるとその生成量が急激に減少。
これにより肌の弾力が失われ、重力に逆らえず下にたるんでしまいます。
特に、頬のボリュームが下がると、“ほうれい線”としてくっきりラインが刻まれやすくなるのです。
【原因②】表情筋の衰えによるたるみ
顔には大小さまざまな「表情筋」が存在しています。中でも口元に関わる筋肉(口輪筋、頬筋など)が衰えると、支えを失った皮膚が落ち込みやすくなります。
スマホ・パソコン中心の生活では、無表情のまま時間が過ぎがち。
顔の筋肉も使わなければ衰えるのです。
【原因③】骨格・脂肪の変化と位置のズレ
年齢とともに顔の骨(骨格)は痩せて小さくなることが分かっています。
それに伴って、脂肪の位置もずれ、ボリュームが下に集中。
この結果、フェイスラインが崩れ、たるみ+影ができてしまうのです。
💡ほうれい線を深くする生活習慣にも注意!
実は、日常のちょっとしたクセや習慣も、ほうれい線の悪化を加速させます。
💥代表的なNG習慣
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寝る時の横向き・うつ伏せ寝
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片側ばかりで噛む食事のクセ
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スマホ・パソコンによる「うつむき姿勢」
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洗顔・クレンジング時のこすりすぎ
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乾燥肌放置・保湿不足
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無表情で過ごす時間が長い
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睡眠不足やストレス
特にスマホを長時間使う現代人は「顔が下がる生活」になりがち。
表情筋も使われず、たるみが加速してしまうのです。
🌼今日からできる!ほうれい線の基本ケア3選
✅1|表情筋を鍛える「フェイスエクササイズ」
あいうえお体操や「顔ヨガ」は効果的。
1日たった2〜3分で、表情筋を目覚めさせることができます!
💡おすすめ:「あいう体操」
「あ・い・う・え・お」を大きく、しっかり発音して顔の筋肉を動かすだけ!
習慣にすることで、筋肉のハリが戻り、ほうれい線が浅くなる効果が期待できます。
✅2|保湿&エイジングケアに特化したスキンケア
乾燥は小ジワのもと。保湿は「攻めのケア」以前の守りの基本です。
特に以下の成分をチェックして選びましょう👇
成分 | 特徴 |
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ヒアルロン酸 | 高い保水力で肌に潤いを与える |
セラミド | 肌のバリア機能を強化、乾燥対策に◎ |
ナイアシンアミド | シワ・たるみの改善に注目の成分 |
レチノール | コラーゲン生成を促す「攻めの成分」 |
これらを含む美容液やクリームでしっかりケアすることが大切です。
✅3|紫外線対策を365日忘れずに!
意外と忘れがちですが、紫外線はコラーゲンを破壊する最大の敵。
☀️「今日は曇りだから大丈夫」は大間違い!
室内や曇りの日も、UV-A波はしっかり届いています。
1年中、日焼け止め+保湿のWケアを続けましょう。
🔚まとめ|ほうれい線対策は「知ること」から始まる
ほうれい線が目立つと、実年齢よりも老けた印象を与えてしまいます。
でも大丈夫。
✔ 原因を正しく理解し
✔ 悪習慣を見直し
✔ 表情筋とスキンケアでケアを始めれば…
ほうれい線は“浅く・目立たなく”していくことが可能です!
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