✅【はじめに】共働きなら“借りられる額”は増えるが…
「2人合わせて年収800万円あるから、高めの家でも大丈夫!」
そんなふうに思っていませんか?
🔍実際、共働き夫婦は「住宅ローンの借入額を増やす方法」が2つあります:
①ペアローン ②収入合算
しかし、それぞれにメリット・デメリットやリスクがあり、選び方を間違えると後悔するケースも少なくありません。
💡【H2】まずは違いを知ろう!「ペアローン」と「収入合算」の基本
項目 | ペアローン | 収入合算 |
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契約者数 | 夫婦それぞれ別にローン契約 | 1人が主契約者、もう1人は補助的に収入を合算 |
ローン本数 | 2本 | 1本 |
住宅ローン控除 | 2人とも受けられる | 主契約者のみが対象 |
団信(死亡保障) | 2人とも契約(別々) | 主契約者のみ(連帯保証人は対象外) |
審査の柔軟性 | 高い(個別に審査) | やや緩やか(合算で審査) |
離婚・相続時のリスク | 高い | 比較的低い |
🟢【H2】ペアローンのメリット・デメリット
✅ペアローンのメリット
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それぞれが住宅ローン控除を受けられる(控除額が大きくなる)
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両方の収入をフルに活用できるため、借入額が増える
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夫婦で平等な負担感を得やすい
❗ペアローンのデメリット
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ローン契約が2本になり、手続き・諸費用(登記など)も倍
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どちらかが退職・病気・死亡した場合、もう一方のローンが重くのしかかる
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離婚や相続の際にローンの分割・持分の処理が複雑
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団信は契約者ごと(夫だけ死亡しても妻のローンは残る)
🟡【H2】収入合算のメリット・デメリット
✅収入合算のメリット
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契約は1本だけで、手続き・登記費用がシンプル
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主契約者の年収に上乗せされるので、借入額が増える
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ローン控除の対象は1人なので、手続きも簡単
❗収入合算のデメリット
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合算者は「連帯保証人」や「連帯債務者」になるが、住宅ローン控除は使えない
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主契約者に万一のことがあれば、返済義務が合算者に引き継がれる
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将来的に片方が働けなくなると、家計全体が苦しくなるリスクも
🧭【H2】どっちを選べばいい?判断基準チェック!
質問 | ペアローン向き | 収入合算向き |
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住宅ローン控除を2人でフルに使いたい | ◎ | △ |
手続きや登記費用を抑えたい | △ | ◎ |
将来、共働きを続ける予定がある | ◎ | ◎ |
どちらかが退職・休職する可能性がある | △ | △ |
離婚時のことを心配している | △(リスク高) | ○(処理しやすい) |
子どもが生まれる予定がある | ○(収入が減るリスクに注意) | ○ |
📌【H2】知らないと危険!こんな落とし穴に注意
⚠️1. 名義と持分のズレに注意!
「ローンは2人で返しているのに、不動産の名義が片方だけ」
→ のちのちトラブルの原因に。必ず「出資割合=持分」で登記すること!
⚠️2. 団信(団体信用生命保険)の内容をしっかり確認!
ペアローンはそれぞれ契約なので、片方だけ亡くなっても、もう一方のローンは免除されません。
→「夫が亡くなって家が残ると思っていたら、妻のローンだけ残った」なんてことも!
⚠️3. 離婚・相続トラブルが急増中
不動産の共有持分やローンの支払い義務が絡み、話し合いが難航しやすい
→ 将来的なリスク回避のため、「契約前に対策を取る」ことが大事です!
💡【H2】こんなご夫婦にはこの選択がおすすめ!
🟢ペアローンが向いている夫婦
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どちらも正社員で安定した収入がある
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将来も共働きを継続予定
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控除を最大限に活かして節税したい
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ローンをしっかり分担したいと考えている
🟠収入合算が向いている夫婦
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主契約者の収入だけでは借入額が足りない
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配偶者がパート・育休・復職予定などで収入が変動する
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手続きを簡略化したい
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将来に備えて柔軟な対応がしたい
✅【まとめ】共働きの住宅ローンは“ライフプランがカギ”
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借入額を増やしたいならどちらも有効だが、仕組みは全然違う!
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「住宅ローン控除」「団信」「将来の収入・家族計画」を総合的に判断しよう
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無理なく返せる金額の中で、2人の人生にフィットするローンを選ぶことが何より大事✨
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