~年収別シミュレーション&返済比率のリアルを解説~
✅【はじめに】その住宅ローン、本当に“返せます”か?
住宅ローンは人生最大の借金。
でも、金融機関が「いくら貸してくれるか」=「無理なく返せる額」ではありません!
🔻 こんな勘違い、していませんか?
「年収500万円なら4,000万円借りても大丈夫」
「銀行が審査に通したから安心」
「頭金ゼロでも問題ないでしょ?」
それ、実は“ローン破綻”への第一歩かもしれません。
この記事では、年収ごとの適正借入額と安心できる返済の目安をわかりやすく解説していきます。
📊【H2】まずは目安を知ろう!年収別の借入可能額
住宅ローンは、年収によって借入の上限がざっくりと決まります。
年収 | 借入可能額(最大) | 月々の返済例(35年・金利1.0%) |
---|---|---|
300万円 | 約2,400万円 | 約68,000円 |
500万円 | 約4,000万円 | 約113,000円 |
700万円 | 約5,600万円 | 約158,000円 |
1,000万円 | 約8,000万円 | 約226,000円 |
💡これは「年収の約7~8倍」が目安となる「最大借入可能額」です。
でも、本当に大切なのは次の項目です。
⚠️【H2】“借りていい額”はもっと少ない!返済比率の考え方
「借りられる額」ではなく「借りてよい額」は、生活費や将来設計を考慮する必要があります。
🔸返済比率ってなに?
👉 返済比率(返済負担率)=年間のローン返済額 ÷ 年収
これが 25%以内 なら“安全圏”と言われています。
💬 たとえば:
年収500万円 × 25% = 年間125万円 ⇒ 月約10.4万円までが理想!
❗なぜ25%以内が理想なのか?
-
子育てや教育費、車の維持費など生活にかかるお金が多いから
-
将来の収入減(転職・介護・病気)への備えが必要だから
-
住宅だけに資金を集中させると、老後資金が不足しやすいから
✅ 余裕ある暮らしを続けたいなら「返済比率20〜25%以内」が鉄則!
🧮【H2】年収別・安全ラインの「借りていい額」シミュレーション
以下は返済比率25%を基準にした、年収別の“安心して借りられる金額”です。
年収 | 安全な借入額(目安) | 月々の返済額(35年・金利1.0%) |
---|---|---|
300万円 | 約1,700万円 | 約48,000円 |
500万円 | 約2,800万円 | 約80,000円 |
700万円 | 約4,000万円 | 約113,000円 |
1,000万円 | 約5,600万円 | 約158,000円 |
🎯 安心の基準は「最大」じゃなく「最適」!
借りすぎて「住宅ローン貧乏」にならないよう要注意。
🏡【H2】借入額だけじゃない!大事な5つのチェックポイント
🔶① 固定費のバランス
スマホ・保険・車ローンなどを含めた月々の固定費を把握する。
🔶② 教育費・老後資金とのバランス
家を買って終わりじゃない!未来に向けた貯蓄も必須。
🔶③ 金利上昇リスク
変動金利なら将来の返済額が増える可能性あり。
🔶④ 共働き前提は要注意
将来どちらかが働けなくなったときの備えも必要。
🔶⑤ ボーナス払いはあてにしない
ボーナスが減った・出ないというケースもあるため要注意。
💡【H2】住宅ローンシミュレーターを活用しよう
実際の返済額は、以下の条件で簡単に計算できます。
▶ 必要な項目
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借入金額
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金利(固定 or 変動)
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返済年数(例:35年)
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ボーナス返済の有無
👉 フラット35、各銀行サイトに無料シミュレーターがあります!
まずは自分の“月々の支払い”をシミュレーションしてみましょう。
✅【まとめ】借りすぎないことが“人生を守る”
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銀行が貸してくれる額 ≠ あなたが返せる額
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安全ラインは「返済比率25%以内」
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将来を見据えて、ムリのない資金計画を!
家は買ってからが本番。ローンに縛られず、人生を楽しめる住宅購入を目指しましょう✨
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