知らないと損!知っていると得する税金の知識10選

金融

税金の仕組みを知らないと、余分に税金を払ってしまうことがあります。逆に、ちょっとした知識があるだけで、手元に残るお金が増えることも。今回は、「知らないと損をする」「知っていると得をする」税金の知識を10個紹介します!


① ふるさと納税で実質2,000円の負担で豪華返礼品をもらう

「ふるさと納税」は、自己負担2,000円で地域の特産品(肉、米、果物など)がもらえる制度です。
ただし、所得に応じた寄付上限額があるので、計算してから利用しましょう。

メリット

  • 住民税の控除が受けられる
  • 高級食品や家電、旅行券などがもらえる
  • 申し込みはネットで簡単にできる(楽天ふるさと納税、さとふるなど)

注意点

  • 控除を受けるには「ワンストップ特例」または「確定申告」が必要
  • 限度額を超えると自己負担になる

② 医療費控除を活用して医療費の一部を取り戻す

1年間で10万円(または所得の5%)以上の医療費を支払った場合、確定申告で控除が受けられます。

対象となるもの

  • 病院の診察費、薬代
  • 歯の治療(インプラント・矯正も条件によって対象)
  • 通院時の交通費(電車・バス・タクシー)
  • 出産費用

注意点

  • 家族全員分を合算OK
  • 市販の薬は「セルフメディケーション税制」対象品なら控除OK(例:ロキソニンS、パブロンゴールドなど)

③ NISA・iDeCoで投資の利益を非課税にする

通常、投資で得た利益には20.315%の税金がかかりますが、NISAやiDeCoを使うと非課税になります。

NISA(新NISA)

  • 株・投資信託の利益が非課税
  • 年間360万円まで投資可能(成長投資枠240万円+つみたて投資枠120万円)

iDeCo(個人型確定拠出年金)

  • 掛金が全額所得控除の対象(税金が安くなる)
  • 60歳まで引き出せないが、老後の資産形成に最適

④ 副業の収入が年間20万円以下なら確定申告不要

会社員が副業をしている場合、年間20万円以下の所得なら確定申告は不要です(住民税の申告は必要)。
ブログ、アフィリエイト、フリマアプリ(メルカリ・ラクマ)、ウーバーイーツの報酬などが該当します。

確定申告不要の条件

  • 副業の所得(売上−経費)が20万円以下
  • 会社員(給与所得がある)

注意点

  • 住民税の申告をしないと会社にバレる可能性あり(「普通徴収」を選択すればOK)

⑤ 競馬・競艇・パチンコの税金に注意!

公営ギャンブル(競馬・競艇・競輪・オートレース)の払戻金は「一時所得」として課税されます。
ただし、年間50万円までの利益は非課税です。

課税ルール

  • 払戻金 -(当たり馬券の購入費+50万円)= 課税所得
  • 継続的に行っている場合は「雑所得」となることも(外れ馬券を経費にできる場合あり)

注意点

  • パチンコ・スロットの利益は原則非課税(換金時の仕組みが異なるため)
  • 競馬の大口配当は税務署にバレやすい

⑥ 住宅ローン控除で最大13年間の減税が受けられる

住宅ローンを利用してマイホームを購入すると、年末のローン残高の0.7%が所得税から控除されます。
適用期間は最長13年間で、大きな節税効果があります。

条件

  • 住宅ローンが10年以上ある
  • 合計所得2,000万円以下

注意点

  • 中古住宅の場合は条件が異なる(築年数や耐震基準に注意)

⑦ サラリーマンも「スーツ・資格試験」などを経費にできる可能性あり

「特定支出控除」という制度を使えば、スーツ・資格取得費・通勤費・転勤費用などを経費として計上可能です。

対象になるもの

  • 業務で必要なスーツ(私服勤務の場合はNG)
  • 資格取得費(仕事に関係あるもの)
  • 研修費、書籍代

注意点

  • 会社が証明書を発行してくれる必要あり
  • 控除のハードルは高め(年間給与の2.5%以上の支出が必要)

⑧ 相続税の基礎控除を知っておくと節税できる

相続が発生した際、相続財産の額が基礎控除(3,000万円+600万円×法定相続人の数)以内なら税金はかかりません

節税のポイント

  • **生前贈与(年間110万円以下なら非課税)**を活用
  • 生命保険の非課税枠(500万円×法定相続人の数)を利用

注意点

  • 贈与税のほうが高額になるケースがあるので注意

⑨ 不動産所得があるなら「青色申告」で最大65万円の控除

不動産投資をしている人は、「青色申告」をすることで最大65万円の控除が受けられます。

メリット

  • 家族を従業員にして給与を払えば節税可能
  • 赤字を3年間繰り越せる

注意点

  • 事前に税務署へ「青色申告承認申請書」を提出する必要あり

⑩ 自動車税を節約する方法

自動車税の節約方法

  • 軽自動車は普通車より税金が安い(年間10,800円 vs 30,500円~)
  • エコカー減税対象の車を選ぶと税負担が軽くなる

注意点

  • 13年以上経過した車は税率が上がる

まとめ

ふるさと納税でお得に返礼品をゲット
医療費・NISA・iDeCoなどを活用して節税
副業や投資の税金ルールを理解する
住宅ローン控除や相続税の基礎控除を活用

税金の知識を知るだけで、数万円〜数十万円の節約が可能!上手に活用して、賢く節税しましょう!

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